とあるJKが勝手に歌詞の意味を解釈してみた結果…

とあるJKが勝手に解釈した歌詞の意味

学校の授業以外の音楽的知識はなにもない、ただの音楽好きJKが自分なりに歌詞を解釈してみた結果…

今回は、日本中の恋愛を応援している！いや…世界中の恋愛を応援している！と言っても過言ではないほど人気のあいみょんのふたりの世界という曲の歌詞を自分なりに解釈してみました。

[:目次]

１，楽曲の基本情報

２，歌詞

３，分けて解釈

４，感想

１　　楽曲の基本情報

ふたりの世界は、２０１７年発売の1stフルアルバム青春エキサイトメントの収録曲。

YouTubeでMusic Videoも公開されています。

２　　歌詞

作詞・作曲：あいみょん

いってきますのキス
おかえりなさいのハグ
おやすみなさいのキス
まだ眠たくないのセックス
お風呂からあがったら
少し匂いを嗅がせて
まだタバコは吸わないで
赤いワインを飲もう

悲しいだけなら
こんな恋はしてない
あなたの声だったり
笑い方が好き
あまり優しくないし
仕事ばかりだけれど
この前2人で見に行った
ライオンの赤ちゃん

いつになったら私のことを
嫌いになってくれるかな
そんなことばかり期待している私は
ちょっとズルいかな

サヨナラって言わないでって言うくせに
いつも私が「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛とこの先の不安が
混ざり合って 抱き合って 今がある

それはFコードそれはGコードそれはDコード
私が教えたギターは 今どんな感じ?
私あなたがいつもコンビニで買う
コーヒーは分かってたつもりなのに
間違えちゃったことがショックで
今日は寝れないみたい

いつになったら私のことを
嫌いになってるくれるかな
そんなことばかり考えている私は
ちょっとズルいかな

大好きだって言えばいつも静かに頷いて
「知ってる」って笑うのよ
そのシワシワな笑顔とかすれた声がある生活に
満たされて 幸せで 今がある

そばにいるだけで幸せだなんて
私そんなこと今まで一度も思ったことないわ
でも勘違いしないで
嫌いなわけじゃないのよ
私だってよく分からないわ
なぜ泣いているのか

いつになっても私のことを
好きでいてほしいけど
そんなワガママばかり言う私は
ちょっと ズルいかな
ダメかな 嫌かな

サヨナラって言わないでって言うくせに
いつも私が 「さよなら」を告げるのにね
自己中心的に進む恋愛とこの先の不安が
混ざり合って 抱き合って
満たされて 幸せで
大好きで ちょっと嫌いで 今がある

引用：「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん 

３　分けて解釈

＜１番＞

  　　いってきますのキス
　　　おかえりなさいのハグ
　　　おやすみなさいのキス
　　　まだ眠たくないのセックス
　　　お風呂からあがったら
　　　少し匂いを嗅がせて
　　　まだタバコは吸わないで
　　　赤いワインを飲もう

引用：「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん 

冒頭の歌詞から、男女の関係は、長年付き合っている同棲中のカップルのような感じが読み取れます。また歌詞の前半に、あまりにも直球な歌詞があるのもストレートに強烈な印象が残るあいみょんの楽曲らしさが出ていると思います。

セックスというフレーズをあえて包み隠さずいうことは、長年付き合ってるからそのようなことも当たり前で、二人の中で習慣化されていることを表現しています。

また、「いってきますのキス」から「まだ眠たくないのセックス」という歌詞までで、二人の一日の生活スタイルが分かるのもおもしろいなと思いました。流石、あいみょん！

そして、二人はワイン飲んだり、タバコを吸ったり…大人の恋愛ということが分かりますね。

＜１番＞

　   　悲しいだけなら

　　    こんな恋はしてない
　　    あなたの声だったり
　　    笑い方が好き
　    　あまり優しくないし
　　    仕事ばかりだけれど
　    　この前ふたりで見に行った

    　　ライオンの赤ちゃん

引用：「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん 

彼女は今の関係に満足しておらず、彼氏がかまってくれないこと＆二人の関係がマンネリ化していることに不満気です。

彼に対しての愚痴をはいている自分もいたり、彼の良いところや好きなところを思い出して、楽しかった思い出に浸ってる自分もいたり。

そんな自分自身の何とも言い表せない恋心と一人で向き合っている様子がわかります。

いわゆる、嫌いだけど好きっていう状況です。

＜１番＞

　　　いつになったら私のことを
　　　嫌いになってくれるかな
　　　そんなことばかり期待している私は
　　　ちょっとズルいかな

引用：「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん 

彼のことが大好きで、付き合っているに苦しい。ならば、いっそ彼が自分のことを嫌いになって、この『幸せな苦しみ』から開放されて気楽になりたい。

しかしこの心情はあくまでも本音ではなく、ただの口先だけの言葉です。

この『幸せな苦しみ』というのは、片思いのときには味わうことができない『苦しみ』です。彼女は、複雑な自分の心情に悩まされていますね。

このような状況に陥る女性は多くいると思います。

それで、最終的に「片思いが１番楽しい」などと言ってしまうんですよね。このセリフ、たった１５年間生きていただけでも何度も聞きました。

＜サビ１＞

　　　　サヨナラって言わないでって言うくせに
　　　　いつも私が「さよなら」を告げるのにね
　　　　自己中心的に進む恋愛とこの先の不安が
　　　　混ざり合って 抱き合って 今がある

引用：「ふたりの世界」作詞作曲/あいみょん 

本当は別れたくないけど、私から何度か「さよなら」を告げて、承認要求を満たそうとしてしまう。そのくらい寂しくて辛いこともあるということを、彼にも知ってほしいという彼女の気持ちが表現されています。

自己中心的な愛には必ず条件があります。『私がこれだけしたんだから、彼だってこれだけするはず』というように、必ず見返りを求めます。

このような状況になってしまっている自分たちの関係に、不安も不満もあるけど、自分が相手を好きでいる限りは、それを幸せとよんで愛していたい。

また、いつか自分や彼がお互いを好きではなくなるかもしれないという未来を恐れる複雑な心情が伺えます。